はじめてみよう、サイクリング #5【装備編①】 これだけは揃えたい!サイクリスト必携の基本アイテム

 

マシンの準備が整ったら、次はヘルメットやライトなどのアイテムを揃えていきましょう。とくに、安全を守るための装備はしっかりと揃えることが大切です。
これからサイクリングをはじめる初心者に限らず、サイクリストにとってのマストアイテムから順にご紹介します。また、快適なサイクリングを楽しむためのおすすめアイテムもご紹介するので、装備選びの参考にしてください。

安全・快適にサイクリングを楽しむための必須アイテム

 

ヘルメット
ヘルメット

転倒や事故の際、頭部を守ってくれるヘルメットは何よりも大切な装備です。「カッコ悪い」「髪型が崩れるから嫌」「暑そう・重そう」など、ヘルメットをかぶることに抵抗を感じる方もいるかもしれませんが、いのちには代えられませんよね。最近ではスタイリッシュなデザインのヘルメットも増え、通気性や軽量性にすぐれたタイプも多いので快適性も問題なし。頭にフィットするサイズを選び、あごひもをきちんと締めるなど正しく着用することも忘れずに。

自転車事故で亡くなった人の6割以上が頭部に致命傷を負っていて、ヘルメットをかぶっていないサイクリストの死亡率はヘルメット着用者の2倍以上というデータからもわかるように、「ヘルメットは必ず着用」が大原則です!

ライト(前方・後方)
ライト(前方・後方)

進行方向を照らすフロントライトと、後方車両等に自分の位置や存在を知らせるテールライト、前後のライトは必須の装備です。昼間のサイクリングでも、トンネル内の走行時や天候の急変で薄暗くなったときなどに備えて必ず用意していきましょう。また、日が落ちるのがはやい秋冬はいつの間にか暗くなっていることも多いので、とくに注意して「昼間もライトオン」を心がけましょう。携行に便利なUSB充電式のコンパクトなライトや、暗くなると自動で点灯するライトもおすすめです。

サングラス・アイウェア
サングラス・アイウェア

走行中は、飛び石や虫、ほこりなどが目に入ってくる危険があり、正面から目に入ってくる「風」も視界を妨げる大敵です。視界の確保は安全ライドの原則なので、目を守るためにサングラスやゴーグル等のアイウェアをかならず着用しましょう。サングラスなら、まぶしさや紫外線からも目を守り、長時間のライドでも目の疲労を軽減してくれます。走行中にずれてしまわないよう、スポーツ用サングラスなどフィット感やホールド感の高いものがおすすめです。

グローブ
グローブ

ハンドルを握る手が汗で滑るのを防ぐほか、転倒した際に手をケガから守るためにもグローブがあると安心です。ハンドル操作やブレーキ操作、走行時の振動など、ハンドルを握り続けることは思った以上に手を疲れさせ、握力を奪っていきます。サイクリング用のグローブには滑り止めや衝撃吸収パッドなどがついていて、手の負担を軽減してくれる効果もあります。夏は通気性の良いもの、冬は防寒仕様のものがおすすめです。

ドリンク
ドリンク

サイクリング中は汗をかくことで多くの水分が奪われるため、夏場はもちろん涼しい時期や冬場でも熱中症や脱水症状に注意が必要です。定期的に水分補給できるよう、スポーツドリンクなどを携行しましょう。水分補給の目安は20〜30分ごとに250ml程度とされ、60分のサイクリングなら500mlのドリンク1本が最低限必要です。飲み口の蓋を片手で開閉できる自転車専用ボトルなら走行中に水分補給することもでき、フレームにボトルを装着できるボトルケージとセットで使えばより便利。ボトルケージには、市販のペットボトルを装着できるタイプもあります。

カギ
カギ

サイクリング人気が高まる一方、残念ながら自転車の盗難被害も増加しています。2025年に茨城県内で盗難に遭った自転車のうちおよそ75%は無施錠だったことからも、自転車にはかならずカギをかけることが盗難防止の基本です。トイレ休憩やコンビニ立ち寄り時など、ちょっと自転車を離れるときにもカギをかける習慣をつけましょう。車体が軽く持ち去りやすいスポーツタイプの自転車はとくに、柱など動かないものにワイヤーロックなどで固定する「地球ロック(アースロック)」が重要です。スタンドのない自転車を立てかけておける「サイクルラック」を設置した立ち寄りスポットや飲食店、コンビニなども増えているので、フレームとホイールをまとめてラックにつなぐように施錠するのがおすすめです。

身分証明書・スマホ
身分証明書・スマホ

運転免許証や健康保険証、マイナンバーカードなどの身分証明書は、万が一事故にあってしまったときに医療機関や警察とやりとりする際に必要です。また、レンタサイクルを利用する際にも身分証明書の提示を求められる場合があります。ロングライドや土地勘のない場所へ行く際はかならず携行し、近場のライドでも最低限の手荷物として持っていく習慣をつけましょう。スマートフォンは、緊急時の連絡手段としてはもちろん、ナビやカメラとしても役立つ必須アイテム。キャッシュレス決済を活用すればお財布いらずで身軽です。

あると便利なアイテム

 

専用ウェア
専用ウェア

服装は、動きやすい格好であれば普段着でもOKですが、専用ウェアなら快適性が格段にアップします。吸汗速乾性にすぐれた素材のウェアは体温調整をサポートしてくれ、パッド付きのパンツはお尻への衝撃や負担を軽減してくれます。

シューズ
シューズ

シューズも、スニーカーやランニングシューズで充分ですが、ソールの硬いサイクリング専用シューズならペダリング効率が上がり、疲労軽減やスピードアップにつながります。より本格的なサイクリングにチャレンジするなら、シューズとペダルを固定するビンディングシューズがおすすめです。

サドルバッグ・トップチューブバッグ
サドルバッグ・トップチューブバッグ

荷物を入れるバッグを選ぶ際、両手が空くことは大前提ですが、揺れたり位置がずれたりしやすいショルダーバッグやウエストポーチは避けるのがベター。通気性やフィット感にすぐれたサイクリング用のバックパックや、サドルの下に装着できるサドルバッグ、ハンドルとサドルの間のフレーム上部に装着できるトップチューブバッグが便利です。荷物の量などに応じて選びましょう。

パンク修理キット
パンク修理キット

予備チューブ、タイヤレバー、パッチなどがセットになったパンク修理キットも揃えておくと安心です。ただし、自分で修理するには技術や知識が必要なので、慣れないうちはサイクルサポートステーションがあるコースを走るなどして無理せずに。

携行食・補給食
携行食・補給食

ロングライドではとくに、走行中に血糖値が下がって体力が急激に低下することがあるため、1時間ごとを目安にシリアルバーやエネルギーゼリーなどで栄養補給を。片手で手軽に糖分が補給できるバナナやスティックタイプの羊羹も、サイクリストに人気の携行食です。

応急処置セット
応急処置セット

絆創膏、消毒液、ガーゼ、包帯など、擦り傷の手当てができる程度の応急処置セットは用意していきましょう。虫除けや日焼け止め、虫刺され用の薬も持っていくと安心です。

サイクルサポートステーション

茨城県内の各地にある「サイクルサポートステーション」は、安全・快適なサイクリングを楽しんでいただけるようさまざまなサービスを提供する施設です。コンビニや飲食店、道の駅など現在500を超える施設が登録しており、サイクルラックの設置、空気入れや工具の貸出、サイクリスト向け優待サービスの提供などを行っています。
急なトラブルにお困りのとき、ちょっとひと息休憩したいときなど、いつでも気軽に立ち寄ってください。

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サイクルサポートステーション

 

 

安心・快適なサイクリングのために装備を整えることは大切ですが、「万が一に備えて」「念のため」と用心すればするほど荷物は増えてしまいます。荷物が重いとペダルを踏む脚の負担が増えて逆効果になることもあるため、できるだけ身軽な状態で走るのが理想です。近距離、街なか、ベテランの同行者など「万が一」のリスクが少ないルートからはじめ、サイクリングに慣れながら自分に必要な装備を把握していきましょう。