普段は見ることのできないような景色を楽しみながら走るのも、サイクリングの醍醐味のひとつです。筑波山や奥久慈の山岳地帯、広がる関東平野、そして長い海岸線と、茨城県には素晴らしい自然がいっぱい。さらには歴史的な建造物から宇宙や未来を感じる施設まで、サイクリングの途中に立ち寄りたくなるスポットをご紹介します。
つくば霞ヶ浦りんりんロード
筑波山神社つくば市
関東の霊峰・筑波山をご神体とする筑波山神社の境内は、拝殿から山頂を含む約370ha(東京ドーム約80個分)にも及びます。神話の中でも数少ない夫婦の神様イザナミノミコトとイザナギノミコトを祀っており、縁結びの神様としても知られています。筑波山中腹には筑波山梅林があって、梅のシーズンには約1,000本の梅が咲き誇り、毎年開催される梅まつりでは梅にちなんだ食事やスイーツ、イベントが多数開催されます。
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霞ヶ浦
国内第2位の湖面積を持つ湖で、その流域面積は茨城県全体の3分の1以上を占めています。遊覧船などのクルージングを楽しむことができ、夏には観光帆引き船が運航され、冬には多くの渡り鳥が飛来します。湖岸道路はサイクリングロードとなっているので、青い空ときらめく湖面を眺めながらサイクリングができます。
いばらきフラワーパーク石岡市
約30haもある「花と緑の楽園」いばらきフラワーパークでは、様々な花を見ることができますが、特に力を入れているのは県花のバラです。広大な敷地に無数のバラがきれいに整備されている光景は、バラ好きでなくとも感動してしまいます。バラのテーマパークとしては、東日本最大級です。約30,000株のバラを始め、シャガの大群生ややまゆりの大自生地、福寿草やクリスマスローズなど、四季折々の花々も楽しめます。
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鹿島神宮鹿嶋市
神武天皇元年の紀元前660年に創設されたと伝えられ、東国三神社に数えられる由緒ある名社です。関東最強クラスのパワースポットでもあり、ぜひ参拝したい神社です。東京ドーム15個分に及ぶ広大な境内には、神の使いといわれる鹿が20頭ほど飼育されている「鹿園」や、水底が一面見渡せる澄み切った「御手洗池」など心落ち着く場所が点在します。休み処では、境内の湧き水で淹れたコーヒーが飲め、店頭の炭火で焼かれているおだんごと共にいただけます。
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奥久慈里山ヒルクライムルート
袋田の滝大子町
日本三名瀑のひとつであり、高さ120m、幅73m、四段に落下することから別名四度の滝とも呼ばれています。
また、一説には、西行法師がこの地を訪れた際、「この滝は四季に一度ずつ来てみなければ真の風趣は味わえない」と、絶賛したことに由来するとも伝えられています。
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竜神大吊橋常陸太田市
茨城百景の一つにも挙げられている「竜神峡」に掛かる鉄橋です。歩行者専用吊橋としては日本最大級を誇り、橋の長さは375m、湖面からの高さは100mにもなります。橋上からは八溝・阿武隈山系の山並みを一望でき、橋の中ほどに設置されたアクリルの透過板からは眼下に広がる渓谷と竜神ダムの雄大な眺めが楽しめます。
八溝山大子町
茨城県最高峰の山です。平均勾配8.6%もあり、西側、東側どちらから登っても九十九折りの続く激坂です。
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水戸市森林公園水戸市
水戸市森林公園までの坂は、距離は短いがけっこうな勾配があり,ヒルクライムのトレーニングをしているサイクリストも利用しています。
登り切ったあとは、公園内の森のシェーブル館の冷たいスイーツがおすすめです。
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大洗・ひたち海浜シーサイドルート
国営ひたち海浜公園ひたちなか市
ネモフィラが見頃の4月中旬から5月上旬には、みはらしの丘一面が青く染まり、空と海の青と溶け合う唯一無二の風景を創出。同時期には、他にも、スイセンやチューリップ、バラなどさまざまな花が公園を彩ります。園内にはサイクリングコースがあり、自転車での周遊も可能です。
涸沼自然公園茨城町
涸沼湖畔に広がる自然の地形を活かした広大な公園です。初夏には、約30種1万3千株のあじさいが咲き誇ります。キャンプ場やBBQハウスも併設しています。