【実践編その②】 行き先を自由に選んで自転車旅を楽しもう

装備編2

 

サイクリングは、自転車で楽しむ「旅」です。走ること自体が一番の目的なので、目的地がなくてもじゅうぶん楽しめますが、前回のコラムでご紹介したように目的地やルートを事前に決めてオリジナルコースを作成しておけば旅の楽しみはいっそう広がります。
「ご当地グルメを味わう」「絶景を楽しむ」「パワースポットを訪れる」など自分だけの目的を決めて、自転車で走ること、そして、目的を達成することをダブルで楽しんでみてはいかがでしょうか。

目的地はどう決める?

目的地や立ち寄りスポットの選び方は、単純に「行ってみたい」「食べてみたい」などを基準にすればOKです。自宅を出発点にするなら、初心者のうちは自宅から半径20km圏内のスポットを目的地にするのがおすすめ。自転車で行くにはちょっと遠いなという場所なら、途中まで車で行く、電車やバスを併用した輪行を検討する、などの工夫をしてみましょう。
SNSやメディアで紹介されたスポット、通勤途中に見かけて気になっていたお店、以前車で行ったことのある景勝地など、近〜中距離のエリア内で気になる場所をふだんからリストアップしておけば、「次のサイクリングはここへ行ってみよう」と新たな楽しみが続いていきます。

自転車旅で人気のテーマ例
  • ご当地グルメ・B級グルメ食べ歩き
  • 聖地・ロケ地巡礼
  • 御朱印集め
  • パワースポットめぐり
  • 限界チャレンジ(峠の自己ベスト更新、ロングライドなど)

 

「ライドプラン」の検索機能も活用してみよう

サイクリングいばらきの「ライドプラン」ページには、100を超えるコースが掲載されています。発着地や走行距離、獲得標高などさまざまな条件から検索することができ、「ご当地グルメ」「絶景」「スイーツ」といったテーマをもとに検索することもできます。いずれも、茨城県内にある3つのサイクルルートを利用したプランなので、安全&快適な旅が楽しめるはずです。

ライドプランはこちら

 

目的地をあえて決めないのもアリ

自由気ままな自転車の旅ならではのプランの立て方として、「目的地」ではなく「走る道」を先に決める方法もあります。この場合は、眺めの良い海沿いの道や、評判の良いサイクリングロードなど、走るルートだけを決めておきます。あとは当日、実際に走るなかで景色の良い場所を見つけたらちょっと休憩したり、気になるお店を見かけたら立ち寄ってみたり、その場で「目的地」を選んでいきましょう。
オリジナルのコースやプランを設計するのもサイクリングの大きな楽しみのひとつですが、路線電車の途中下車の旅をもっと気軽にした感覚で、ぶらり自転車旅を楽しんでみるのもいいですよね。

 

地図やナビを準備して、迷子の心配もゼロに

作成したオリジナルコースは、紙の地図に書き込んだり、スマホアプリに保存したり、サイクリング当日にも確認しながら走れるようにしておきましょう。
自分の現在位置がわかるGPSとマップ機能が連動したナビゲーションシステムがあれば、ルートを外れたり迷子になったりする心配はぐっと軽減します。ただし、デバイスや電波のトラブルがあった際にパニックになることのないよう、紙の地図を併用する習慣をつけておけばより安心です。紙の地図は、1/10万スケール程度の道路地図が扱いやすいでしょう。

紙の地図の活用法
  • 作成したコースをナビアプリに登録するとともに、紙の地図にルートと主要ポイントの通過予定時刻を記入しておく
  • さらに、右左折するポイントの目印や交差点名などをメモしておくとより安心(○○のコンビニで右折、○○の交差点直進、など)
  • サイクリング当日は、マップホルダーに地図をセットしたり、取り出しやすいポケットに入れたりして、こまめに現在位置を確認しながら走行する

もしルートを外れてしまった場合は、ナビアプリが使える環境であればルートの再検索を行って早めに正しいコースへ復帰しましょう。GPSが使えない場合は、交差点の標識や電柱・自販機に記載された住所などの情報から現在地を確認して、引き返す・別ルートから合流するなどの方法で正しいコースへの復帰を目指しましょう。

 

 

オリジナルのサイクリングプランを計画し、マシンと持ち物を準備したら、あとは当日のお天気を祈るのみです。体調もしっかりと整えて、よい旅をお楽しみください。
次回からは応用編として、サイクリングをもっと楽しむためのヒントなどをご紹介していきます。