近場のサイクリングコースや入門レベルのライドプランに走り慣れてきたら、ロングライドやヒルクライムなど新たなことに挑戦したくなるのがサイクリストというものです。ライドプランの難易度をあげてチャレンジするのもいいですが、自転車のライドイベントに参加してみてはいかがでしょうか。
ライドイベントは、競技性の高いレースイベントだけでなく、観光資源のPRなど地域活性を目的にしたにぎやかなイベントも多く、茨城県内でもさまざまなライドイベントが開催されています。
ライドイベントにはこんな”イイコト”が
ライドイベントには、充実のサポートや練り上げられたコース設計など、個人でのライドにはない魅力やメリットがたくさんあります。道路の真ん中など、普段は自転車で走行できない場所を走ることができるイベントもあり、大会ならではの特別感も楽しみのひとつです。
道案内が親切だからはじめてのルートでも安心
ライドイベントでは通常、コースやルートが決められています。分岐点やチェックポイントにはルートの案内表示があることが多いので、はじめての道でも迷うことなく安心してライドを楽しむことができます。
充実のエイドがうれしい
多くのライドイベントでは、コースの途中にドリンクや補給食などを提供してくれるエイドステーションが設置されています。ご当地名物やグルメが用意されることもあり、贅沢&満腹な休憩時間が過ごせるかも。
手厚いサポート体制でトラブル時も安心
イベントの規模にもよりますが、怪我や体調不良に対応してくれる救護班や、マシンのトラブル解決をサポートしてくれるメカニック班が用意されていることも。リタイアの際に回収車を出してくれるイベントもあり、チャレンジの心強い味方です。
ハズレなしの優良ルートでライドできる
地域PR色の強いライドイベントはとくに、景色を楽しみながらライドできるような、そのエリアのイチ押しコースが設定されていることがほとんどです。また、難易度やテーマ別にコースが用意されていることも多く、レベルや目標にあわせてコースを選ぶことができます。
仲間といっしょに挑戦できる!
たくさんのサイクリストといっしょにゴールを目指す。これこそが、ライドイベント最大の魅力ではないでしょうか。ロングライドやヒルクライムでくじけそうになったときも、”仲間”の存在が勇気や元気をくれるはず。サイクリスト友達の輪を広げる出会いの場にもなります。
ロングライドデビューにも、ライドイベントはおすすめ
初心者クラスもそろそろ卒業、という方が次に目指すのは、やはりロングライドではないでしょうか。ロングライドは一般的に「100km以上の距離」を走破することを指しますが、30kmでも50kmでも、自分にとって未知の距離への挑戦はすべてロングライドと言えます。
はじめて長距離に挑戦するサイクリストにとって、コース設計をどうするか、どんな装備が必要か、道に迷ったりトラブルが発生したときはどうするか、などの不安や悩みはつきものです。
それを丸ごと解消してくれるのが、ライドイベントです。コース設計から道案内、水分&栄養補給やトラブル対応まで、安心を支えてくれる心強いサポートが充実しているのではじめてのチャレンジにもぴったりです。
とくに、エイドステーションや「人の目」の存在は心強く、エネルギー切れで起こる「ハンガーノック」のリスクをぐっと軽減してくれます。ハンガーノックが起こると脚が思うように動かせなくなるだけでなく、集中力や判断力が極端に落ちるなど重大な事故につながることもあります。個人でのチャレンジでは補給食の準備やタイミングへの配慮が行き届かない恐れもありますが、ライドイベントなら安心してチャレンジできます。
注目のライドイベントをピックアップ
自然豊かな茨城県には、素晴らしい景色や変化に富んだ地形をいかした魅力的なライドイベントがたくさんあります。
つくば霞ヶ浦りんりんロード、奥久慈里山ヒルクライムルート、大洗・ひたち海浜シーサイドルート、3つのサイクルルートを代表するイベントをご紹介します。
エロイカジャパン茨城
大洗・ひたち海浜シーサイドルート
ヴィンテージ自転車の祭典「L’Eroica(エロイカ)」は、イタリア発祥の世界的なサイクルイベントです。エロイカジャパンはその日本版公式イベントとして2013年に初開催され、山梨や群馬など、舞台を変えながら歴史を重ねています。
そして、2026年の会場は大洗・ひたち海浜シーサイドルートに決定!
ライド以外にも、自慢の旧車の展示会や交流会、マルシェ、BBQパーティなどお楽しみがいっぱいです。
日程:2026年10月31(土)・11月1日(日)
メイン会場(エロイカビレッジ):旧磯崎小学校校庭(茨城県ひたちなか市磯崎町4598)
いばらきK1ライド
つくば霞ヶ浦りんりんロード
「LAKEtoLIKE-霞ケ浦からいばらきを好きになる-」をキーワードに、日本で2番目に大きな湖である霞ケ浦を巡るファンライドイベントです。
つくば霞ヶ浦りんりんロード沿線の市町村の「うまいもん」が満載のエイドステーションや、サイクリングとクルージングが両方楽しめるサイクルーズコースも人気です。
花形は霞ケ浦一周の達成感を味わえる126kmのロングコースで、プロやインフルエンスライダーもライドを盛り上げます。
日程:2026年11月29日(日)
メイン会場:J:COMフィールド土浦(茨城県土浦市川口2-12-75)
Okukuji X -Ride&Trail-
奥久慈里山ヒルクライムルート
茨城県が誇る「奥久慈里山ヒルクライムルート」と「常陸国ロングトレイル」を舞台に、ライド(サイクリング)×トレイルランニングを高次元で融合した2日間のサバイバルレースです。
ライドのみ、トレイルランのみでの参加もでき、2026年大会では入門者向け部門も登場して参加者の裾野が広がりました。
ライド部門は1日目に開催され、3つの峠を攻略する熟達者向けコースのラストには国内屈指の激坂・八溝山のヒルクライムが待っています。
日程(ライド):2026年10月17日(土)
会場(スタート/ゴール):水戸城大手門(茨城県水戸市三の丸9)/袋田滝本町営第二無料駐車場(茨城県大子町袋田628)
ほかにも、茨城県内ではたくさんのライドイベントが開催されています。気になるイベントがあれば、ぜひ参加してみてください。
「ロードレースの大会に出る」と聞くとなんだかすごいチャレンジのように感じますが、気後れする必要はありません。まずはイベント情報をチェックして、気になるイベントを見つけたら「会場まで自転車で行ってみようかな」くらいの気軽な気持ちで参加してみてはいかがでしょうか。